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コートCDついに事業化!個人で入手可能に!

    このコーナーで何度もご紹介させて頂いた「反射防止コートCD」。
    ついに、開発者の首藤薫氏の手で事業として発足いたしました!
    その名も
    「コート工房」
    この景気の悪い、ある意味前の見えない時期に事業として船出をされる首藤薫氏に敬意とエールを送りたいと思います。
    見通しの悪い時も、独自のコーティング技術で曇りを払い、すっきりと進路を見つけられると信じております。
    また、朗報があります。
    なんと「反射防止コートCD」事業化に伴い、個人でコーティングの依頼が可能となりました。
    詳しくは
    「コート工房」のホームページまでどうぞ!
    一般に売られているCDは「本当に」音が悪いです(-.-;)y-゜゜
    これを機会にコーティング化して、CDが録音された時点の音楽を聴きましょう!

      アコースティック・サウンド・クラブ (ASC)にてコートCD
      旋風発生中

    広島、神戸を中心に活動中のアコースティック・サウンド・クラブ (ASC)において、昨年から「反射防止コートCD」旋風が吹き荒れているようです。
    事の起こりは
    ASC確認音源CDシリーズとして昨年発売された「土と水」アルバムを首藤氏の工房でコーティングしたところ、そのあまりの音の違いに急遽コートCD盤の発売が決まったということです。
    詳しくはこちらのサイトにて
    併せて
    アコースティック・サウンド・クラブ掲示板でも絶賛されていました。
    なんと私のこのサイトもご紹介頂いていたみたいで、恐縮しております(;^_^A アセアセ…
    今後、色々なメディアに乗って、その結果インディーズCDに
    『AR coated CD』(AR<アンチリフレクション>反射防止の意)のマークがついて皆さんの目(耳)に触れればこれに勝る幸せはございません(#^.^#)
    アコースティック・サウンド・クラブの皆さん。
    頑張って下さいd(^-^)ネ!

「はじめに・・・・・」

このコーナーは以前からパソコン通信NiftyServeのオーディオ・ビデオフォーラム(FAV)で評判になっている反射防止コートCD(通称コートCD)の発見者であります勘太郎様(本名 首藤薫さん)のご協力で,その内容と効果についての資料を公開させていただいています。

このコーナーを見られて興味をお持ちになられた方(メーカー、個人を問わず)は気軽に私までメールをいただけましたら幸いです.必ず発見者の首藤氏まで転送いたします。
 
また、効果を経験された方からの試聴記も大募集中です。メールでお送り戴ければ転載いたします。

コートCDの効果の理論的解明につきましては残念ながら首藤さんが述べられておられるようにまだ100%なされておりません。これを機会になんとか解明を行いCDの音の向上に役立てばと思いこのコーナーを設けました。

最後になりましたが,快く貴重な資料を公開していただいた勘太郎様。ありがとうございます。そして、試聴記を掲載することを快く了解していただいた方々。ログの転載等アドバイスいただきましたFAVのSYSOP初めアクティブの面々にもこの場をお借りいたしまして御礼申し上げます。
index
What’S NEW
  1. コートCDとは
  2. コートCDの概要
  3. コートCDの意義
反射防止コートCD製造過程/概念図   首藤 薫
コートCD試聴記コーナー
コートCDの試聴が出来るオーディオショップ一覧
長野県伊那市首藤薫氏邸訪問記念写真(提供:首藤薫氏)

・「ステレオサウンド誌」レコード演奏家クラブ集会にて開発者首藤薫氏が紹介されました。(00.11.3)

開発者の勘太郎様から下記のようなメールを頂きました。



10月22日「ステレオサウンド誌」レコード演奏家クラブの
集会が東京恵比寿のマランツ試聴室で行われました。
50人を越す会員が集まって菅野沖彦さんの話を聴くことが
出来ました。(会員の中にはFAVの会員も何人かいました)
最後に私がコートCDの話をしてケイコ・リーのコート・ノンコート
のCDを試聴をしてもらいました。テスト方法はブラインドテストで
どちらがコートCDかを当てるのではなく、どちらが音楽的に聴いて
より好ましいかを選択してもらうことにしました。
その結果なんと全ての人がコートCDの方が良いと答えてくれました。
何故音が変化するのかの議論も少し出たのですが
やはり謎のままで終わりました。
レーザーピックアップの読み取り能力を疑問視する人も
いましたが私はその考えには懐疑的です。
むしろレーザーピックアップの読み取り能力は想像以上に
高いのではないかと思っています。
コートCDについてプレゼンされる開発者首藤氏


・コートCD遂に活字媒体にデビュー!
オーディオアミーゴ誌第5号にて,コートCDの記事がFAVアクティブの松浦正和氏により紹介されました。
オーディオアミーゴ誌は関西を中心としたオーディオ雑誌で,コマーシャリズムに流されない日本では数少ない手作りオーディオ雑誌です。関東方面では秋葉原など一部の書店でしか手に入りませんが, もし関東、関西圏以外で、入手が困難な方のために発行元をお知らせしておきますので、そちらにご注文いただければ良いと思います。
オーディオアミーゴ 第5号 発行元
 郵便番号 659−0084
 兵庫県 芦屋市 月若町 2−13−301
 糸瓜書房(へちましょぼう)
 TEL 0797−32−5641
 FAX 0797−32−5650



「反射防止コートCD」           首藤 薫


1.コートCDとは

カメラや双眼鏡などの光学製品のレンズには常識的に反射を減らす反射防止
コート処理がされています、勿論CDPのレーザーピックアップ内の光学部品
も例外ではありません。ところがCD盤も立派な光学製品でありながら、
反射防止されたというのを聞いたことがありません。そこでCD盤だって反射
防止されてしかるべきと思い実験を始めました。当時(8年前)は「光学製品な
んだからすべきだ !」程度の考えで始めたのですが、音を聴き比べると簡単に
判別出来るほどの変化があり大変驚いたものです。しかし何で音質が変化する
のか今だに詳しい原理はわからない状態です。


2.コートCDの概要

CDPの読込み用レーザーピックアップに使用されている半導体レーザー光
(波長780nm・7800Å)がCD盤の透過面を透過する時に若干の反射が起こります、
私はその反射が読み取りに有害と判断し、反射を減らすためにレーザー波長
のみ反射防止効果のある無色透明な薄膜をCD盤にコートしました。
正しくは3種類の物質を使うので多層反射防止膜と呼びます。
コート膜は特別なものではなくレーザーピックアップの光学部品に処理され
ている反射防止膜と同じものです、但しCD盤は樹脂製なのでガラスにコート
するように温度を高くしてコートできません、ですから膜自体の強度が不足して
います。最近のピックアップレンズは軽量化のため樹脂製レンズのようですが
それの反射防止コートの有無はわかりません。
真空蒸着装置と言う薄膜をコートする装置で酸化チタン・酸化シリコン・
沸化マグネシウム以上3つの物質を真空にした容器の中で熱を加えて沸騰させ、
その蒸気が容器の中にセットされたCDに着くという原理です。
(私のところでは電子ビームにて物質を融かし蒸着します)
蒸着とは例えて言えばやかんのお湯が沸騰してその湯気が冷たい窓ガラスに
薄く着くという感じ、それを真空に置き換えたものです。真空蒸着装置の
原理は白熱電球とほとんど変わりません、違うのは電球のフィラメント(タング
ステン)の所に蒸着する物質を乗せて溶解沸騰させられることと、真空にしたり
大気圧に戻したりすることが自由に出来ることです。

さて何もしていないCDの透明な面の反射は5%ぐらいあります。
多層反射防止コートをすると780nmで0.5%以下の反射にすることが出来
これで余計な光が9割カットされピックアップの読み取りがより正確に
なると考えられます。


実際コートCDとコート無しCDを聴き比べるとコートCDは纏わり着く
ようなモヤモヤ音が消失し僅かなエコーや残響音などが明白になり音の出方
が立体的に変化します。声も喉の奥から出てくる感じが良く聴き取れます、
そしてCDPによってはコートCDの方が音量が大きく再生されます。

以上の事から読み取りエラーが減ったと言うよりも何か元々あった余計な
ノイズ信号が除去されたように聴こえるのです。このノイズ信号はレーザー
光が透明な面に当った時に反射散乱が生じ読み取り信号に付加されるらしい?
反射防止により反射が減ればその分、反射散乱によるノイズ信号も減って
すっきりとした音になると考えられます。
特にポリカーボネート樹脂製のCDは不均質で透明度が悪いため散乱が多く
それで反射防止の効果がより大きくなるのかもしれません、均質?で透明度
の良いAPO樹脂製のCDにはポリカほど効果が無かったように記憶して
います。
その他、散乱と言う事に関してはアルミ自体の散乱(粒子の密度が荒い)
もありこれもノイズになる原因と考えられます、金はアルミよりも密度が
高いため散乱が少なく金蒸着CDのメリットがここにあるのですが、ポリ
カーボネート樹脂の欠点をカバーするところまでいきません、ですから
金蒸着CDにコートすると改善度が高いように感じます。


3.コートCDの意義

最後にコートCDの意義は

CD盤は元々良質な音楽情報が記録されているにもかかわらず、正確に読み
取れていないと言う問題を提起することにあります、つまりレーザーピック
アップで情報を読み取る段階で電気的以外にも光学的な問題がまだ解決して
いない可能性があると言う問題提起です。私が想像するにピックアップ部の
電気的な完成度はかなり高く、それよりもCD盤の光学的な欠陥の方が大き
く見落とされている可能性が高いと思うのです。

雑感として

CDは20kHz以上の高域がカットされているから倍音成分がなく楽器の
音の艶がでないとよく言われます、しかし私はそう言う意見には懐疑的です、
コートすると楽器の艶もさらに良く再生されますしそれを言うなら高域が
たった12000Hzしか出ていないFM放送を昔の音マニアは高価な38cm2トラック
テープデッキで録音して最高の音質と随喜の涙を流したものです。
私は音楽再生に20kHzあれば十分だと思っています。
ただし,だからと言ってCDの音が良質なアナログLP並みの音質かというと
それはNOです。アナログの良さは中音域の情報量の多さと密度の高さそして
スピードの速さです、CDは高域から低域までまんべんなく記録できている
のですがアナログLPのような音楽に大切な中音域の密度が感じられません。
しかしそれはデジタル化したからというより現代オーディオのワイドレンジ化
が原因なのかもしれません。

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